自己臭恐怖と醜形恐怖(じこしゅうきょうふとしゅうけいきょうふ)

 自分のからだから、口臭やおなら、わきがなどのいやなにおいが出ていて、周囲の人を不快にさせていると思い込み、人との接触を避ける人がいます。これを「自己臭恐怖」といいます。
 また、自分の目つきが悪い、鼻がゆがんでいる、あごが張りすぎているなど、自分の顔や姿が醜いと思い込んで、人前に出られなくなる「醜形恐怖」の人もいます。どちらも、思春期から青年期に発症することが多い障害です。
 一般に、自己臭恐怖と醜形恐怖は、対人恐怖症の一つと考えられていますが、統合失調症人格障害その他の人格障害)が隠れている場合があるので、早めに精神科を受診することをお勧めします。
 治療にはかなりの期間を必要とするものもありますが、あせらずに、じっくりかまえて治療をつづけましょう。しだいに症状が軽くなり、日常生活がらくにすごせるようになります。

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