パーソナリティ障害にはそのほかに、つぎのようなものがあり、いずれもカウンセリングなどの精神療法を中心に行い、必要に応じて薬物療法を併用することで症状を改善します。
反社会性パーソナリティ障害
利己的で、他人に迷惑をかけることに良心の呵責を感じません。感情を抑えられず、すぐに暴力をふるったり、ものをこわしたりします。社会のルールを無視し、犯罪行為をくり返しますが、計画性はなく衝動的です。
演技性パーソナリティ障害
他人から注目されたいため、おおげさな言動をとることが特徴です。感情表現が豊かで会話もうまく、一見、魅力的に見えますが、内容が空虚なため人を心から引きつけることができません。また、他人からの暗示を受けやすいことも特徴で、この裏には強い依存性があると考えられます。
妄想性パーソナリティ障害
非常に疑い深く、他人のことばや行動を常に悪く解釈します。根拠もなく「盗聴されている」などと考えるため、まわりはあっけにとられます。他人から非難を受けることに敏感で、周囲の人と打ち解けることができません。
強迫性パーソナリティ障害
なんでも完璧にしなくては気がすまない、という性格が極端になったものです。規則や順序などにこだわりすぎ、物事がスムーズに運びません。「○○すべきだ」という意識が強く、周囲の人にも同じ要求をするため、人間関係がうまくいかなくなります。
依存性パーソナリティ障害
なにを食べるか、なにを着るかといった日常生活のほんのささいなことでも自分で決められず、つねに人に頼ります。指示を与えてくれる人にまとわりつき、その人に嫌われないために、過度の奉仕をし、ひとりになることを極端におそれます。
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