扁平足(へんぺいそく)

足のアーチ機能が低下して起こる


 足の裏には、骨や靭帯、筋肉によって形成されたアーチがあり、歩行時や運動時の衝撃を吸収するクッションの役目をしています。このアーチがくずれてきて、土踏まずの部分がなくなった状態が扁平足で、長時間歩くと足が痛む、足が疲れやすいなどの症状が現れることがあります。
 先天性の場合や外傷によるものもありますが、多くは、靭帯や筋肉が弱いために、アーチの形成が不十分になって起こります。
 小学校入学前の子どもの扁平足は、骨や筋肉が未発達なためで、ほとんどは成長にともない治ってきます。
 それ以降の子どもの扁平足や、成人になって肥満や筋力の低下が原因で起こる扁平足は、アーチを支える筋肉を強化する運動、アーチ機能を改善する足底板などで治療します。

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