直腸炎(ちょくちょうえん)

どんな病気?


 直腸の粘膜の炎症です。軽い場合は、粘膜の浮腫(むくみ)や発赤(赤らみ)がみられます。重症になると粘膜に出血、ときには潰瘍、白苔などがみられるようになります。

症状


 粘液に血液が混じった粘血便や下痢便がみられ、頻繁に便意を感じるようになります。

原因


 多くは原因不明で、抗生物質の使用、細菌感染による場合もあります。

検査


 便の細菌や、粘膜の一部をとって調べます。炎症の広がり具合を腸の内視鏡で調べます。

治療


 自然に治る場合もあります。原因によって、さまざまな治療法を行いますが、薬剤療法が主体で、手術になることはありません。

あなたへのひとこと


 肉体的な疲労やストレスによって悪化することがあるので、炎症が起きたら、からだをゆっくり休めることがたいせつです。

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掲載された情報を参考に、気になる症状などがあれば、必ず医師の診断を受けるようにしてください。

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