どんな病気?
多量の赤血球がからだの中でこわれてしまう(溶血)病気です。
症状
貧血の一般症状が起こります。赤血球に含まれるヘモグロビン(血色素)が代謝されて黄疸が起こったり、茶褐色の尿が出たり、脾臓が腫れ、発熱や腹痛が起こることもあります。
原因
先天性と後天性があり、先天性の場合は、生まれつき赤血球に異常があるために起こります。後天性の場合は、赤血球そのものには問題はありません。自分自身の赤血球を異物とみなす抗体ができてしまい、この抗体が赤血球を攻撃する自己免疫現象など、さまざまな原因によって起こります。
治療
先天性の遺伝性球状赤血球症の場合は、手術で脾臓を摘出。後天性の自己免疫性溶血性貧血の場合は、副腎皮質ホルモンや免疫抑制剤を使います。
あなたへのひとこと
後天性の自己免疫性溶血性貧血は、かぜがきっかけになったり、薬の副作用で起こることがあるので要注意です。貧血症状に加えて、黄疸がみられるときは、溶血性貧血を疑います。
ベビカムは、赤ちゃんが欲しいと思っている人、妊娠している人、子育てをしている人、そしてその家族など、妊娠・出産・育児に関して、少しでも不安や悩みをお持ちの方々のお役に立ちたいと考えています。
本サイトは、妊娠・出産・育児に関して、少しでも皆さまの参考となる情報の提供を目的としています。
掲載された情報を参考に、気になる症状などがあれば、必ず医師の診断を受けるようにしてください。