子宮筋腫は、筋腫が発生した場所によって筋層内筋腫、漿膜下筋腫、粘膜下筋腫の三つに大別されます。ただし、2種類以上が合併していたり、子宮頸部にできたり、子宮内膜症や子宮腺筋症と合併していることもあります。
子宮の筋肉の内側(筋層内)にできる筋腫。できる場所としてはいちばん多く、全体の70%前後を占めます。筋腫が小さいうちは症状も痛みも少ないのが特徴です。
子宮の外側をおおっている漿膜にできる筋腫で、症状がでにくいのが特徴。子宮の表層にできるものと、子宮から突出するようにできるものとがあります。発生頻度は全体の約20%程度。
子宮内膜のすぐ下にできる筋腫。発生頻度は全体の約10%と少ないのですが、筋腫の大きさが1cm前後と小さくても、月経の量がたいへん多くなるのが特徴です。
二つ以上の筋腫が同時に生育しているものをいいます。筋腫は単独でできることは少なく、筋腫の数や大きさもまちまちです。症状がある場合もあれば、あまりでない場合もあります。
子宮筋腫がある場合、子宮内膜症や子宮腺筋症が合併することもしばしば見られます。合併症があると、強い月経痛や過多月経など、症状がはげしくなりがちです。
子宮の筋層内で成長する筋層内筋腫
子宮の筋肉の内側(筋層内)にできる筋腫。できる場所としてはいちばん多く、全体の70%前後を占めます。筋腫が小さいうちは症状も痛みも少ないのが特徴です。
子宮の外側に向かってできる漿膜下筋腫
子宮の外側をおおっている漿膜にできる筋腫で、症状がでにくいのが特徴。子宮の表層にできるものと、子宮から突出するようにできるものとがあります。発生頻度は全体の約20%程度。
子宮の内側に向かって成長する粘膜下筋腫
子宮内膜のすぐ下にできる筋腫。発生頻度は全体の約10%と少ないのですが、筋腫の大きさが1cm前後と小さくても、月経の量がたいへん多くなるのが特徴です。
多種類の筋腫をあわせ持つ多発性筋腫
二つ以上の筋腫が同時に生育しているものをいいます。筋腫は単独でできることは少なく、筋腫の数や大きさもまちまちです。症状がある場合もあれば、あまりでない場合もあります。
子宮内膜症などと合併している筋腫
子宮筋腫がある場合、子宮内膜症や子宮腺筋症が合併することもしばしば見られます。合併症があると、強い月経痛や過多月経など、症状がはげしくなりがちです。
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