こんな症状があったら要注意(こんなしょうじょうがあったらようちゅうい)

●月経痛がはげしい


 月経のたびに、立っているのが困難なほど下腹部がひどく痛んだり、腰にまでひびくような痛みにおそわれます。薬を飲んでも痛みがおさまらず、しばしば寝込んでしまうこともあります。

●月経時に吐き気や頭痛などが起こる


 月経中は、おなかの痛みのほかに、頭痛がしたり、吐き気などに苦しむこともあります。また、月経中に下痢を起こす人もいます。

●回を重ねるごとに月経症状が重くなる


 子宮内膜症を放置しておくと、徐々に病巣の部分が厚くなったり、ほかの臓器との癒着が起こりやすくなります。そのために、月経の回を重ねるたびに、月経痛がどんどんひどくなっていきます。

●月経時以外も下腹部痛・腰痛がある


 子宮内膜症が進行して、周囲の臓器との癒着がはげしくなると、月経期間以外でも下腹部が痛んだり、腰が痛むといった症状が現れやすくなります。

●性交痛がある


 子宮内膜症が発生している場所にもよりますが、多くの場合、セックスをするときにつき上げるような痛みを感じます。

●排便痛がある


 子宮内膜症が、直腸やその付近にある場合や周辺の組織と癒着を起こしていると、病巣部分を便が通過するときに痛みを感じます。

●月経量が多い


 子宮内膜症の病巣の部分の組織も、月経周期に合わせて、増殖、剥離をくり返すので、月経時の出血量がどんどん多くなることがあります。

●不妊


 子宮内膜症がかならず不妊の原因になるとはかぎりませんが、子宮内膜症は不妊の人によくみられる病気の一つです。

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