1人目と「2人目不妊」では治療方針は違うもの?
妊活・妊娠前の相談
Q4373:1人目と「2人目不妊」では治療方針は違うもの?
現在3歳の子どもを育てていますが、2人目を妊娠希望です。
すでに1年、妊娠に向けて努力してきましたが授からず、2人目不妊なのかな?と思っています。
1人目は自然妊娠だったのですが、年齢的に不妊治療をすべきか迷っています。
お恥ずかしい話ながら、妊活のような経験がないため、1人目で不妊だった場合と、2人目不妊の場合とでどんな違いがあるのか、よくわかっていません…。。
クリニックの選び方や治療方法、自宅でできる対策など、2人目不妊ならではの注意点があれば教えてください。
よろしくお願いします。 2019-08-26 17:18

妊娠を希望してから1年以上妊娠しない場合を「不妊」と言い、いわゆる“2人目不妊”は医学的には「続発不妊」と呼ばれます。過去に妊娠・分娩した女性が、その後妊娠できない状態を指し、1度も妊娠経験がない不妊(原発不妊)とは分けて扱われます。
2人目不妊の場合も、検査や治療方針に違いはありません。女性の年齢増加とともに卵子の異常が増加し、それに伴って妊娠率が低下しますので、2人目不妊の方は少なくないのが現状です。ただ、単純に1人目の時より性交回数が激減している場合が多いですので、頻回な性交をするだけで上手くいく場合もあります。
クリニックの選び方としては、お子さんがおられる場合は自宅あるいは職場に近い方が通いやすいでしょう。お子さんを預ける場所の確保も重要です。
また、治療に対する夫婦の温度差、周囲からのプレッシャーといった「不妊症の心のケア」にも取り組み、さまざまなメディアで取り上げられている。
先生のプロフィール
慶應義塾大学医学部卒業後、アメリカインディアナ州メソジスト病院生殖移植免疫センター研究員、東海大学医学部産婦人科准教授などを歴任し、2013年に「男性と女性を同時に診療する」コンセプトで設立した不妊センター、リプロダクションクリニック大阪院長に就任。1人でも多くの方が子どもを抱けることを目指して尽力している。また、治療に対する夫婦の温度差、周囲からのプレッシャーといった「不妊症の心のケア」にも取り組み、さまざまなメディアで取り上げられている。
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