生後6ヶ月 授乳間隔が短くなった
子育て期(生後5~9ヶ月)の相談
Q2380:生後6ヶ月 授乳間隔が短くなった
生後2、3ヶ月の頃、夜は、長い時で5時間寝ていたのですが、4ヶ月入ってから、だんだんと2時間間隔、早い時で1時間で起きるようになりました。6ヶ月になった今でも変わらずです。夜中に5、6回起きます。おっぱい飲むと寝ます。
夜泣きなのでしょうか?
原因がわからず、枕変えたり、温度調節したり色々試したのですが、なにも変わらなかったです。
母乳がたりないのかな?と心配になり保健師さんに相談に行ったのですが、大きめに育ってるから母乳は充分足りていると言われました。
寝る前にミルクを飲ませようとしましたが、嫌がって大泣きです。哺乳瓶もマグマグも嫌がります。
昼間は欲しがりますが、散歩したり、遊んだりして、授乳間隔を空けています。
もしも、母乳が足りなくて起きているなら、この先大丈夫なのでしょうか。離乳食は食べていますが、栄養面や空腹具合が心配でなりません。 2017-04-06 22:00

6ヶ月ぐらいから夜泣きがはじまる赤ちゃんは多いようです。
栄養面に心配があるようですが、子どもの成長を評価する参考として、母子健康手帳にも記載されている「乳児身体発育曲線」を参考にしてみましょう。乳児健診の時に計測した体重、身長、頭囲は乳児身体発育曲線のどの位置にありますか。
保健師さんから大きめに育っていると言われているようですから、心配はいらないのではと思われます。6ヶ月からは離乳食が始まり、だんだんと母乳と離乳食の比率は変わっていきます。
夜泣きの原因は様々あります。そのためには、そのつど、いろいろ考えてやってみることで解決することもありますし、何をやっても泣き止まないこともあります。一般的に夜泣きしやすい環境をお伝えしますね。眠ることができない主な要因としては、
1)お腹がすいている・おむつが濡れている・暑い(これらはすでにいろいろと試されたようですね)。
2)日中眠ることができないほどの刺激を受けた(昼間にたくさんの刺激があり興奮して眠れないことがあります)。
3)眠る環境に問題がある(明るい部屋もしくは、寝る直前にテレビなどの強い光を受ける環境があった。寝かせる時間がバラバラなど)。
などが考えられます。とはいえ、夜泣きは子どもが成長・発達するには当たり前のこと。あまり敏感にならないで見守ってあげてくださいね。
先生のプロフィール
聖母病院(東京都新宿区)勤務。いつも妊婦さんの気持ちを大切に、優しく、ときには厳しくコミュニケーションしている。「相手の立場に立った、わかりやすい相談」がモットー。妊娠・出産・育児に不安を感じる妊婦さんたちを、安心に導くかたわら、近年は妊娠からの食育の提案する活動(妊娠食育研究会)、メンタルヘルスの支援、高校生の性教育にも積極的に取り組んでいる。-
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