ホームケアのポイント 男性器のケア(だんせいきのけあ)

包皮をそっと押し下げてやさしく洗う


図「無題」
 赤ちゃんや幼児のほとんどは、包茎のため、亀頭と包皮のあいだに汚れ(恥垢)がたまってしまい、不潔になりがちです。しかも汚い手で性器をさわることもあるので、細菌に感染し、亀頭包皮炎(「亀頭包皮炎」)を起こしがちです。日ごろから、おふろで洗って清潔にしておきましょう。
 おふろでは、包皮がらくにむけるところまでそっとお母さんの指で押し下げ、泡立てた石けんでやさしく洗い、ぬるま湯で洗い流します。シャワーの弱流水でもよいでしょう。
 ただし、むりにむくと、包皮がもどらなくなってしまい危険です。

包茎は成長とともに自然に治ります


 赤ちゃんや幼児の包茎のほとんどは、仮性包茎(「包茎」)で、成長とともに自然に治っていきます。家庭での清潔を心がければ、心配はいりません。
 ただ、包茎のために、たびたび亀頭包皮炎(「亀頭包皮炎」)をくり返したり、おしっこがまっすぐに飛ばないなど、気になる症状があるときは、早めに主治医に相談をしましょう。
 場合によっては、手術が必要なこともあります。手術は比較的簡単なものですが、時期などについては、体の成長も考慮しながら主治医や専門医と相談して決めます。

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