毒虫にふれた
毒のある虫の毒液が皮膚につくと、赤くはれ、水疱になったりします。
すぐにすること
・こすらず、水で洗い流します。

けっしてこすりながら洗ってはいけません。また毒液のついた手で、ほかの皮膚をさわらないように注意します。
炎症が広がらないように、とくに目をこすって角膜に炎症を起こしたりしないように注意します。
毒ガの粉や毛虫の毛がついた
毒ガの粉がついたり、毛虫の毛にさわったりすると、皮膚がかぶれる毒ガ皮膚炎になることがあります。
すぐにすること
・こすらず、水で洗い流します。
こすると炎症が広がり、刺激で炎症がよけいひどくなります。

洗い流すかわりに、ガムテープなどで、皮膚についた粉や毛を取り除くという方法もあります。テープは1回使うごとに取り替えます。
樹液にふれた
さわるとかぶれる木があります。樹木の多い場所に入るときなど、ある程度の知識がないと危険です。
すぐにすること
・かかずに樹液を水で洗い流します。

水道がなければ、ペットボトルや水筒の水、お茶を利用しましょう。
・軟膏を塗ります。

こすらないようにそっと塗ります。
かゆみが強く、どうしてもかいてしまう場合は、薬をつけたあと、包帯をするといいでしょう。ただし、弾性包帯を使わないと、はずれやすく、かえって包帯でこすれてよくありません。
ここに注意!
★はれやかゆみは、冷やすとやわらぎます。冷たいぬれタオルや保冷剤で冷やすといいでしょう。
はれやかゆみがひどいとき、症状が全身に広がったり発熱した場合は、外用薬だけでなく内服薬も必要になります。早めに医療機関を受診します。
★砂場遊びで手がかぶれることがあります。砂場はイヌ、ネコのふん尿や、いろいろなたんぱく質など、さまざまなアレルゲンがあります。かぶれを起こしたときは、石けんでよく洗い、塗り薬をつけておきましょう。
★虫や樹木の多い場所にでかけるときは、肌を露出しないように長袖、長ズボンの服装にします。また、塗り薬(非ステロイド系の消炎剤)を携行すると軽いかぶれ、虫刺されなどに役に立ちます。
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掲載された情報を参考に、気になる症状などがあれば、必ず医師の診断を受けるようにしてください。