処方薬と市販薬のちがい(しょほうやくとしはんやくのちがい)

 医師の処方する薬の場合、その子の病気の症状や体質に合わせて、薬の種類や量を決めてつくられます。それだけに適切なききめが期待できます。
 一方、市販薬は多くの人に使われます。そのため安全性を重視してつくられており、薬効成分の量なども処方薬にくらべて少なめで、ききめは弱くなっています。
 たとえば、市販のかぜ薬には、解熱鎮痛剤、鼻みずをおさえる薬、せき止めなど数種類の成分が含まれていますが、これは多くの人への幅広い効果を期待したものです。
 つまり、処方薬がオーダーメードとすれば、市販薬は万人向きのレディーメードといってよいでしょう。
 市販薬を1~2日使っても症状が改善されないときは受診します。とくに、生後6か月までの赤ちゃんは、容体が急変することがあります。市販薬の使用は避けて医師の診察を受けましょう。

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