じょうずな診察の受け方(じょうずなしんさつのうけかた)

子どものようすがわかる人といっしょに受診する


 いつからどんな具合なのかをくわしく聞くことで、医師は診断のめやすがつくものです。保護者が子どもを連れていけなくて、祖父母などに頼む場合は、経過を書いたメモを渡しましょう。

脱ぎ着がらくな服装で


 体調が悪いときに衣服が脱ぎにくいと、子どもはイライラしてふきげんになり診察にさしさわります。上下がわかれているものや前開きの洋服が便利です。前の人の受診中にボタンをはずしたり腕を袖から抜いておいて、すぐに脱がせられる状態にしておきます。

診察前は食べさせない


 家をでてから受診するまでは、ミルクや食べ物を与えるのは避けます。口の中をみるときのさしさわりになりますし、おなかの触診のときに吐くことがあり、正確な診断の障害になります。むずかるときは、吸収の速い水かお茶を与えます。

症状を明確に伝える


 症状や経過を整理したメモを持参して、順を追って具体的に手短に説明しましょう。医師が聴診しているときは話しかけるのはやめます。
 体温はあらかじめ家ではかっておき、吐瀉物や便も診断のカギになることがあるので持参します。また、独特のせきをするときは、録音して医師に聞いてもらうと、診断の参考になります。
 なお、心配ごとや疑問点もメモにして診察後に質問するようにしましょう。不安や疑問を家にもち帰らないことが大切です。

薬の飲ませ方は正確に聞く


 処方された薬については「なんのための薬か」「いつ使うのか」「症状がおさまっても続けるのか」などを確認しておきましょう。飲みにくい薬は、飲ませるくふうも教えてもらうとらくです。粉末薬などがにが手なときは、処方される前に医師に伝えましょう。シロップなど、ほかのタイプの薬にかえてもらえることもあります。
 家庭でのケアについても、わからないことはしっかり聞いて帰りましょう。

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