秋の健康管理のポイント(あきのけんこうかんりのぽいんと)

図「無題」
 残暑が終わるころになると、日中は暑くても朝夕の気温がグンと下がるようになります。
 とくに密閉された鉄筋コンクリート住宅では、室内は一日じゅうあたたかいので、外の気温がわからず、薄着ででかけてしまうこともあります。
 外と室内の温度差をチェックして、衣類はすぐに脱げるものをはおらせたり、1枚よぶんに持ってでかけるようにするなどして、体温を調節できるようにしましょう。
 また、秋のはじめは夏の疲れがでやすい時期でもあります。夏バテから体調をくずすこともあるので、十分な睡眠と栄養をとっているかどうか、子どものようすをよく観察しましょう。

新生児・乳児期


 

かさね着で体温の調節を


 室温の調節がむずかしい季節です。朝夕の気温差に注意して、衣類はかさね着ができるように、外出時は、1枚よぶんに持ってでかけましょう。

幼児期・学童期


 

夏休み疲れの改善を


 多くの保育園や幼稚園、学校で運動会などが開かれます。
 事前に校医による健診があるなら、たとえばぜんそく気味である、せきが続いているなど、体調で心配なことがあれば伝えておきましょう。
 また、夏休みの影響から、9~10月にかけては、なかなか規則的な生活にもどれなかったり、ぼんやりする子どもがいます。この時期は気持ちも乱れやすく、ストレスが体調に影響することもあります。
 規則正しい生活にもどれるように、できるだけ就寝時間と起床時間を守らせて、適度な運動や、十分な栄養をとるように心がけましょう。

思春期


 

夏休みのあとの変化に注意


 夏休みをすぎて、子どもの心と体に以前とちがう変化がないか、日ごろの行動を観察しましょう。気になることがあれば、学校に相談しましょう。
 受験生はそろそろ追いこみを迎え、夜遅くまで勉強する子どももいます。この時期は昼と夜の気温差が大きいので、かぜをひかないように、衣類の内容や室温の調節に配慮します。

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