学習症(がくしゅうしょう)

どんな病気?

読み書き、計算などの能力に問題があり、教育が困難な子どもをさします。LD児とも呼びます(「LD児」)。

症状


おしゃべりで、言葉は流暢なのに、音読するときに行を飛ばしたり、読み書きや計算がにが手です。また、左右の方向感覚がわかりにくかったり、手先の運動がにが手で不器用だったり、学習に必要な能力に欠けています。

原因・治療


脳の機能に障害があるとされます。脳はいろいろな分野にわかれていますが、たとえば、聴覚言語系の機能に障害があると、言語の理解や読み書きがスムーズにできません。視覚運動系の機能に問題があると絵がうまく描けない、記憶機能に問題があると、人の話が聞けない、方角がわかりにくいなどの症状がでます。いまのところ特別な治療法はありません。よく計画された個別課題学習を続けながら、脳の機能の成熟を待ちます。

家庭でのケア


学習をしやすいように、質問のしかたを変えたり、図を描いてやったり、きめの細かい配慮をし、得意とする面を伸ばしてやりましょう。

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