中足骨の疲労骨折(ちゅうそくこつのひろうこっせつ)

どんな病気?


足の指とつながる骨が疲労骨折を起こし、はれて痛む病気です。中・高校生によく起こります。

症状


足の甲にある中足骨の、人さし指へ続く第2中足骨と中指に続く第3中足骨に起こることが多く、運動中に痛みが走り、甲がはれてきます。
 放っておくと、歩くだけでも痛みが生じるようになります。

原因


マラソンなどの陸上競技、野球やサッカーなどのスポーツで足を使いすぎると、中足骨は力が集まる支点になっているため、負担がかかります。そのため、骨が弱ってひびが入り、疲労骨折を起こします。

治療


1か月くらい運動を休みます。足の甲を弾力性のある包帯で固定し、くつの中にアーチサポートを入れて、土踏まずを上げてやります。
 放っておくと、痛いほうの足をひきずるので、健康な足にも負担がかかり、両足の中足骨が疲労骨折を起こすようになります。

予防


青竹踏みなどで足の裏の筋肉をきたえると、筋肉がクッションがわりになり、疲労骨折を防げます。かたい床の上での運動はやめ、底の厚い、足に合ったサイズのくつを使用します。
図「中足骨の疲労骨折」

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