どんな病気?
春先から夏にかけて、腕や足に多くみられる皮膚のトラブルで、乳幼児に多発します。
症状
虫に刺されたような赤いブツブツが腕や足にみられ、小さい水疱が混じっていることもあります。強いかゆみがあるのが特徴です。
原因
春から夏にかけて多くみられるもので、生後4か月から6歳くらいまでの乳幼児がかかりやすい皮膚のトラブルです。小学校に入るころには、ほとんど現れなくなってきます。
以前は、食物アレルギーなどと関連づけられることもありました。しかし最近では、虫刺されに対する免疫がまだ不十分な乳幼児が、ノミやブヨ、蚊などに刺されて、過敏に反応した結果起こると考えられています。
治療
副腎皮質ホルモン剤(ステロイド)の軟膏を塗ります。かゆみが強いときは、抗ヒスタミン剤や抗アレルギー剤を服用します。
家庭でのケア
ノミやブヨ、蚊などに刺されないように注意すること。夏、戸外で遊ぶときは、虫よけスプレーなどを使用して予防しましょう。かゆくてひっかかないよう爪も短く切ります。
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