精巣軸捻転(睾丸捻転症)(せいそうじくねんてん)

どんな病気?


男の子の病気で、睾丸(精巣)が陰嚢内で、ねじれてしまう病気です。

症状


突然、睾丸がはげしく痛み、はれて大きくなります。乳児の場合は、わけもなくむずかり、急に睾丸がはれてきて、さわるとはげしく泣きます。
 長時間放置すると睾丸が壊死(組織が腐って死んだ状態)します。

原因


睾丸が陰嚢の中で、血管を軸にして回転するため、血管が締めつけられて血液が流れなくなります。
 原因は明らかではありませんが、思春期になると、睾丸が急激に大きくなるため、ねじれが生じやすくなります。12~18歳に多く発症しますが、乳幼児や成人にもみられます。

治療


症状が現れて4~6時間以内に手術を行う必要があります。24時間以上放置すると睾丸が確実に壊死して、機能回復は望めません。その場合は、睾丸を摘出することになります。

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