肝芽腫(かんがしゅ)

どんな病気?


肝臓に発生するがんで、ほとんどが2歳以下で発病します。おなかにしこりをふれるようになります。

症状


初期には、肝臓病の特徴的な症状である黄疸がほとんどみられません。肝臓部分(おなかの右側、あるいは真ん中あたり)にしこりをふれるようになります。進行すると食欲不振、体重減少などの症状が現れます。
 この病気は、血液中にアルファ・フェトプロテインというたんぱく質がふえるのが特徴で、これが診断の手がかりになります。

原因


肝臓に発生するもので、胎児期の未熟な細胞が残り、がん化したものです。ほとんどが2歳以下で発病しますが、大人の肝臓がんとくらべると、治りやすいタイプが多くみられます。

治療


手術でがんにおかされた肝臓の一部を切除し、何種類かの抗がん剤を組み合わせた化学療法を併用します。

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