神経芽(細胞)腫(しんけいがさいぼうしゅ)

どんな病気?


交感神経節から発生するがんで、発生してから1年以内に発見され、手術を受ければ、ほぼ100%治癒するといわれています。

症状


発生の場所により、症状はさまざまですが、おなかにしこりがある、顔色が悪い、体重が減る、イライラするなどの症状が比較的多くみられます。
 子どもによっては腹痛、呼吸困難、眼球の突出、皮下のしこりなどの症状もみられます。

原因


原因はわかっていません。

治療


手術で腫瘍を摘出し、抗がん剤の投与や放射線治療が行われます。
 2歳までに発見されると治癒率が高く、1歳未満で手術を受ければ、完治する場合もあります。
 早期発見のために、生後6か月児を対象に行っていたマススクリーニング検査が、2004年に「有効性への疑問」から国の方針で休止になりました。
 6か月ころの乳児の神経芽細胞腫は、ほかのがんとちがい、治療をしなくても自然に小さくなり、消えてしまうケースが多いことがわかっています(「マススクリーニング」)。

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