GBS感染症(じーびーえすかんせんしょう)

どんな病気?


母親の腟内にいるB群溶連菌が赤ちゃんに感染するもので、赤ちゃんはひん死状態になります。

原因


B群溶連菌が腟内にあっても、母親に症状や異常はありません。しかし、経腟分娩で出産すると赤ちゃんが産道をとおるときに口に菌が入ります。
 赤ちゃんに感染すると、生後2~3時間から半日以内に発症し、分単位で悪化してあっという間にひん死状態になることがあり、治療が遅れると死亡することもあります。

治療


抗生物質を投与します。ひん死状態であれば、対症療法で呼吸や血圧を正常に保ち、抗生物質が効果を発揮するのを待ちます。
 妊娠中に有料で検査ができるので、受けておくと安心です。菌があることがわかれば、妊娠中に抗生物質を飲み、分娩中に抗生物質の点滴投与をして子どもへの感染を防ぎます。

ベビカムは、赤ちゃんが欲しいと思っている人、妊娠している人、子育てをしている人、そしてその家族など、妊娠・出産・育児に関して、少しでも不安や悩みをお持ちの方々のお役に立ちたいと考えています。
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掲載された情報を参考に、気になる症状などがあれば、必ず医師の診断を受けるようにしてください。

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