呼吸窮迫症候群(こきゅうきゅうはくしょうこうぐん)

どんな病気?


肺のはたらきが未熟なため、呼吸困難におちいるものです。

原因


肺はサーファクタントという物質によって、ふくらんだ状態を保つことができます。在胎22~32週くらいで生まれた未熟児にはその物質が少ないため、肺がしぼみやすく、うまく呼吸できなくなることがあります(「未熟児で生まれた赤ちゃんの健康とケア/呼吸窮迫症候群(未熟児)」)。

治療


気管の中にサーファクタントを薬として投与し、肺をふくらませて呼吸させます。その後は、自力呼吸がどのくらいできるかようすをみて、サーファクタント投与のほか、酸素投与、人工呼吸を並行して行います。

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