新タイプの洗剤。その事故例に…

  • 2015-06-27 21:20
  • 一般公開
  • テーマ:子育て
先月、このブログで紹介したキューブ型のジェル洗剤(洗濯用パック型液体洗剤)について、私の生徒や知り合いからたくさん感想をもらいました。「私もそう思っていた」「ホントにあぶないですよね」という声がほとんどです。

国民生活センターで働く私の教え子に問い合わせたところ、本当に多くの事故例が寄せられているとのこと。その一部を紹介しましょう。

「パックタイプの洗剤を子どもが握ったら破裂、目の中に入った。目の表面が洗剤で覆われてしまったので、急いで水で洗い流してから治療を受けた 」(3歳女の子)

「親が洗濯中に別室にいた子どもが吐き、泣き出した。洗濯機横の高さ60cmの高さにあった洗剤をかじったようだ。すぐに吐き出させて口をゆすいだが、口が痛いと痛がっている」(4歳男の子)

「高さ1メートルくらいの棚に保管していた洗剤を子どもが箱から取り出して遊んでいたところ飲み込んだ。すぐに指を突っ込んで吐かせ、牛乳を飲ませて病院を受診した」(1歳男の子)

などなど。私がこの商品を目にしたときにとっさに思い浮かんだ光景がそのまま実際に起こってしまったような印象を受けます。
いつだって子どもの事故は、思いも寄らないタイミングで起きてしまうもの。「もう少し気をつけていればよかった」「なんであのとき、気づかなかったのだろう」そんな思いを、親は一生引きずることになります。

好奇心旺盛な子どもを事故の犠牲にしたくない、親に後悔の念を背負ってほしくない…心からそう思います。

また、事故例からもわかるように「高さ」への捉え方の違いが仇になるケースが多くあります。「これくらいなら大丈夫…」大人の思い込みで判断するのは、とっても危険。子どもの目線になってみなければ、大人には気づけないことばかりだと、心にとめておきましょう。

国民生活センターもしくは消費者庁のホームページには、3歳以下の乳幼児に事故例について、より詳しい情報が掲載されています。気になる人は、ぜひ「国民生活センター」「パック型液体洗剤」で検索してみてください。

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