性犯罪の被害にあったら(せいはんざいのひがいにあったら)

 性犯罪によって性感染症に感染させられたり、妊娠させられたりするケースがあります。ここでは不幸にして性犯罪にあってしまったときの対策を紹介します。
●被害にあってすぐすること まず近くの警察にいき、つづいて産婦人科を受診します。つらいでしょうが、受診前にはシャワーを浴びないように。病院では腟内の分泌液を採取し、外陰部や腟内に損傷があるかどうか、その他に外傷がないかなどを診断してもらい、診断書を書いてもらいます。同時に性感染症の検査も受けます。採取した分泌物の一部は警察の鑑識へ渡されます。
●アフターモーニングピルで避妊する 産婦人科医に相談し、72時間以内にアフターモーニングピルを服用すれば、のぞまない妊娠を防ぐことができます。
●警察に届ける 警察に届けるか届けないかは、むずかしい問題ですが、強姦罪は親告罪ですから、被害届けを出さなければ捜査はできません。被害を広げないためにも、勇気を持って被害届を出しましょう。また、民間のボランティア団体でも犯罪被害者のための相談を受け付けています。
●東京犯罪被害者支援センター 電話03(3294)3366
●警視庁犯罪被害者ホットライン 電話03(3597)7830
●2週間後に妊娠検査をしてみる 事件から2週間経過すると、妊娠の有無が妊娠試薬でわかりますから、調べてみるように。
●8週間後にエイズ検査を受ける 性交渉があってから約8週間経過すれば確実な結果がでます。保健所で受けられるので問い合わせてみましょう。

ベビカムは、赤ちゃんが欲しいと思っている人、妊娠している人、子育てをしている人、そしてその家族など、妊娠・出産・育児に関して、少しでも不安や悩みをお持ちの方々のお役に立ちたいと考えています。
本サイトは、妊娠・出産・育児に関して、少しでも皆さまの参考となる情報の提供を目的としています。

掲載された情報を参考に、気になる症状などがあれば、必ず医師の診断を受けるようにしてください。

関連するキーワード

性犯罪 性感染症 性病 警察 産婦人科 腟内の分泌液 外陰部 腟内 外傷 診断書 アフターモーニングピル 妊娠 のぞまない妊娠 強姦 親告罪 被害届け ボランティア団体 犯罪被害者 被害者 被害届 東京犯罪被害者支援センター 警視庁犯罪被害者ホットライン 妊娠試薬 エイズ検査 エイズ 性病 保健所
ベビカム医学大辞典
powerd by babycome