「寝たきり長寿」から「健康長寿」へ(ねたきりちょうじゅからけんこうちょうじゅへ)

 平均寿命を見ると、女性は約85歳、男性は約77歳です。が、実際には、男性とそれほどの差はないという意見もあります。というのは、女性の場合、寝たきりになってからの生存期間が長い人が多いからです。女性の健康寿命は約77歳、男性は約72歳ですから、差はかなり縮まるのです。
 加齢によるからだの衰えはしかたのないことです。しかし、若いときから健康を考えた生活習慣をつづけていれば、衰えのスピードを遅くさせたり、病気の数を少なくすることはできます。
 元気にピンピン生きて、長患いをせずコロリと死にたいという願いをこめて「<※>ピンピンコロリ」(PPK)をキャッチフレーズに健康長寿を実現しようとする人がふえています。
 長野県は、平均寿命が長い割には1人あたりの老人医療費が全国でもっとも低く、「ピンピンコロリの里」といわれています。各地の医療・保険行政が、手本として注目しています。

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