ツツガムシ病(つつがむしびょう)

どんな病気?


 リケッチア(オリエンチア・ツツガムシ)を保有するツツガムシに刺されて感染する病気です。リケッチアは、細菌より小さくウイルスより大きい微生物です。

症状


 陰部やももの内側、わきの下、下腹部などを刺されることが多く、刺されたところ(刺し口)が小さく腫れますが、痛みはあまりありません。
 感染すると10日ぐらいしてから、全身倦怠感、食欲不振、発熱(39度以上の高熱)が現れ、胸や腹部、背中などに発疹が出ます。

原因


 ツツガムシは、河川の周囲や山野に群れをなして生息していて、病原体を持つのはごく一部ですが、農作業や山菜とりなどで刺されることが多く、刺し口の視診や血液検査で診断します。

治療


 テトラサイクリン系の抗生物質などで治療します。早期に治療すれば早く治りますが、気づかずにほうっておくと、重症になることがあります。

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