バセドウ病の治療法(ばせどうびょうのちりょうほう)

内科療法


・方法 薬(抗甲状腺剤)を内服する。
・対象者 最初の治療として全員に行う。
・不適の人 じんま疹、関節痛などの副作用の強い人。
・メリット 外来治療でだれでもかんたんに行える。
・デメリット 改善に時間がかかる。薬の副作用もある。

外科治療


・方法 甲状腺をほどんど取り除く手術をする。
・対象者 薬が効かない人。甲状腺に腫瘍がある人。
・不適の人 麻酔が使えない人や、手術後、再発した人。
・メリット 確実に機能の改善がみられ、正常化が早い。
・デメリット 入院が必要となる。首に傷あとが残る。

放射線薬療法


・方法 131Iを1回飲む。
・対象者 薬の副作用が強い人。手術ができない人。
・不適の人 妊娠中の人、授乳中の人。
・メリット 1回飲めばよく、外来でも治療できる。
・デメリット 治療後、甲状腺機能低下症になりやすい。

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