肝庇護療法について(かんひごりょうほう)

 B・C型慢性肝炎の治療に使用する肝庇護剤には、漢方薬の小柴胡湯や、漢方薬の甘草から抽出した強力ネオミノファーゲC(強ミノC)があります。これらはインターフェロンなどの坑ウイルス剤が無効か、副作用で使用できない患者さんに用います。坑炎症作用や肝細胞保護作用のある小柴胡湯は、間質性肺炎(間質性肺炎とは?)の副作用が指摘されてからは使用頻度が減り、現在では胆汁酸製剤(ウルソ)が多く使われます。
 一方、注射薬の強力ミノCは、肝機能を安定させる目的で使用しますが、小柴胡湯やウルソより強力、かつ短期間で効果がのぞめます。まれに高血圧などの副作用がみられることがあります。

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