直腸と肛門は症状が似ている(ちょくちょうとこうもんはしょうじょうがにている)

 直腸と肛門は歯状線を境に隣り合っていて、どちらも便の通り道です。そのため、直腸の病気と肛門の病気(痔)は症状が似ていて、まちがえやすいので要注意です。
 肛門から出血があったり、便の表面やおしりをふいた紙に血が付着するなどは、痔の典型的な症状ですが、これらは直腸がん直腸ポリープなどでもみられます。
 出血を痔とかんたんに考えたり、診察をためらっていると、重大な病気が進行することもあります。ふだんとちがう症状があったら、早めに診察を受けて、原因を確かめておくことがたいせつです。

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掲載された情報を参考に、気になる症状などがあれば、必ず医師の診断を受けるようにしてください。

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