自然毒による食中毒(しぜんどくによるしょくちゅうどく)

 自然毒中毒は重症化しやすいので、食材に注意し、症状がでたら早く受診します。

●毒キノコ中毒


 食べてから短くて15分~1時間、長くて半日から数日後にはげしい下痢、嘔吐、腹痛などの症状が現れます。

●毒草中毒


 ニラとまちがえてスイセンを、ニリンソウとまちがえてトリカブトを食べるなどのケースがあります。スイセンでは食べた直後から嘔吐、トリカブトでは嘔吐、運動障害、呼吸マヒなどの症状が現れます。

●ジャガイモ中毒


 ジャガイモの発芽部分に毒素が含まれ、腹痛、めまいが生じます。発芽部分を除いて加熱すればだいじょうぶ。

●フグ中毒


 フグの卵巣や肝臓に猛毒が含まれ、食べてから30分~数時間で唇や舌、指先にしびれ、からだにマヒが現れます。

●貝中毒


 えさの有毒プランクトンを食べたホタテガイなどの貝が毒化し、マヒ性毒の場合はフグ中毒と似た症状が起こります。毒を持つと出荷規制の処置がとられます。

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