どんな病気?
大腸の内側の粘膜が大腸壁を貫き外に出て、袋状になったものを憩室と呼びます。これがあちこちにでき、とくに結腸に多く発生します。
症状
症状がなく、大腸X線検査で偶然発見されることもあり、憩室に炎症が起こると腹痛、発熱がつづきます。痛むところを押すとからだがこわばるような痛みと発熱(37.5度以上がめやす)があるときは、すぐに受診を。
原因
大腸の運動が過敏になって腸の内圧が高くなるため、大腸壁の弱い部分を貫いて粘膜が脱出します。食物繊維の摂取が少ない食事が、大腸の運動を過敏にさせると考えられています。
治療
症状がなければ治療の必要はなく、軽い症状の場合は繊維の多い食事をとるなど便通を整えます。急性期には絶食して抗生物質の点滴を行います。
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