危ないいびき（あぶないいびき）

　いびきは病気が原因で起きることもありますし、また病気の原因になることもあります。つぎのようないびきにはとくに注意しましょう。
常習的ないびき　大きないびきの原因は、気道がせまく呼吸の抵抗が大きいからです。大きないびきを長時間かくと、それだけ心臓に負担がかかってしまいます。
往復いびき　一般に、いびきは息を吸うときに起きることが多いものです。往復のいびきはなんらかの疾患をもっていることが考えられます。
せわしないいびき　眠っているときの呼吸回数は、息を吸うときとはくときの1セットで、大人は1分間15回くらいが平均です。いびきの回数がこれより多いときには、上気道になんらかの障害が考えられます。
ときどき止まるいびき　いびきが止まっているあいだは、呼吸が止まっていると考えられます。典型的な睡眠時無呼吸症候群です。
子どものいびき　小学生以下の子どもが習慣的にいびきをかく場合は、からだのどこかに病気があることが多いので、とくに注意が必要です。