自分本来の声でなくなったら要注意(じぶんほんらいのこえでなくなったらようちゅうい)

 声の病気のなかでもっとも早期発見、早期治療が必要なのは、喉頭がんなどの悪性腫瘍です。いつもの自分の声じゃないと気づいたら、声の使いすぎや無理な発声をしなかったか、考えてみましょう。思いあたる原因がないとき、声帯を休ませても声が元にもどらない場合は、耳鼻咽喉科を受診しましょう。
 音声障害は、のどの病気以外にホルモンに関係するものもあります。たとえば、甲状腺機能低下症(慢性甲状腺炎(橋本病))などでは、声がしわがれることがあります。
 また、第二次性徴の一つの生理現象として、女性でも声変わりはあります。
 そのほか、再生不良貧血(再生不良性貧血)など、ある種の貧血や、骨粗鬆症などの病気治療で、男性ホルモン剤やたんぱく同化ステロイド剤を用いると、副作用から声が低くなるといった声の男性化がみられることがあります。副作用が気になるときには、主治医に相談しましょう。

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