唾石症(だせきしょう)

どんな病気?


 唾液管か唾液腺の中に結石ができる病気。多くは顎下腺にできますが、耳下腺にできることも。

症状


 食事のとき、唾液の分泌が増すと急激に痛み、顎下腺が腫れます。痛みは30分から1時間でなくなり、つぎの食事のときに、また痛みます。感染を起こすと発熱し、あごの下が腫れ、唾液管開口部から膿が出ます。

治療


 炎症をともなっていれば、まず抗菌剤治療を行います。
 管内唾石では、口内法で口腔内から摘出します。腺内唾石は、口外法で顎下部を切開し、顎下腺摘出を行います。

あなたへのひとこと


 慢性化すると痛みが消え、唾液腺の機能がなくなります。食事のとき唾液の出が少なくなったら慢性化のサイン。すぐ受診を。

ベビカムは、赤ちゃんが欲しいと思っている人、妊娠している人、子育てをしている人、そしてその家族など、妊娠・出産・育児に関して、少しでも不安や悩みをお持ちの方々のお役に立ちたいと考えています。
本サイトは、妊娠・出産・育児に関して、少しでも皆さまの参考となる情報の提供を目的としています。

掲載された情報を参考に、気になる症状などがあれば、必ず医師の診断を受けるようにしてください。

関連するキーワード

唾石症 唾液管 唾液腺 結石 顎下腺 耳下腺 痛み 腫れ 食事 発熱 炎症 抗菌剤 管内唾石 口内法 口腔内 腺内唾石 口外法 顎下腺摘出 慢性化
ベビカム医学大辞典
powerd by babycome