急性大動脈解離症(解離性大動脈瘤)(きゅうせいだいどうみゃくかいりしょうかいりせいだいどうみゃくりゅう)

どんな病気?


 大動脈の内膜に亀裂が生じ、そこから中膜内に血液が流れこんで、本来の血管腔と偽の腔に分離された状態になってしまう病気です。

症状


 胸部か背中に突然激痛が起こり、偽の腔が破裂すると大出血を起こし、短時日で死亡することもあります。

原因


 先天性のほか、外傷、動脈硬化症が原因となり、長く高血圧をわずらっている人に多くみられます。

治療


 解離の部位や範囲により手術治療か、あるいは薬物治療を選択します。

あなたへのひとこと


 発症したら救急車を呼びます。救急隊であれば、この病気を疑って、最初から対応できる病院に搬送してくれます。

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掲載された情報を参考に、気になる症状などがあれば、必ず医師の診断を受けるようにしてください。

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