退職前に引き継ぎをしっかり終わらせる3つのポイント

引き継ぎは退職者の最後の大仕事

引き継ぎは、自分の業務を後任者に伝え、残されたスタッフや患者さんを不安にさせないために必要な、退職者の最後の大仕事。引き継ぎが終わらなければ円満退職は望めない、と言っても過言ではないでしょう。
ここでは、退職までに引き継ぎを終わらせるための、3つのポイントをご紹介します。

デキるナースの引き継ぎ3つのポイント

引き継ぎノートを作る

引き継ぎのポイント1つ目は、「引き継ぎノートを作ること」。
引き継ぐ内容を文章に残すことで、後任者はいつでも見返すことができ、とても助かります。

ノートには、

  • 1日の仕事の流れ
  • 受け持ち患者さんに関する情報(「○○さんは夜間に急変が起きやすいので注意」など)
  • 使っていたファイルや書類の保管先
  • 委員会活動をしていた場合は、その活動内容や役割

など、あなたが担っていた業務について、誰が読んでも分かるよう具体的に書くことがポイントです。
長~い文章で書くとかえって読みづらいので、箇条書きにすると良いでしょう。

疑問が生じた際に質問できるよう、困った時の連絡先などを添えてあげると、さらに親切です。

新人ナースだと思って引き継ぐ

引き継ぎのポイント2つ目は、「新人に教えるつもりで丁寧に説明すること」。

患者さんへの話しかけやナースステーションの清掃など、毎日欠かさず行ってきたことがある、という方は少なくないのでは?

しかし、これまであなたがごく普通に行ってきた業務が、後任者にとっての当たり前とは限りません。
「この業務は説明しなくても分かるかな」という思い込みは厳禁。

新人ナースに仕事を教える時のように、基本的なことも細かいことも漏れなく丁寧に説明し、あなたの業務を全て伝えるという気持ちで引き継ぎましょう。

「退職日の○日前に終わらせる」と予定を組む

引き継ぎのポイント3つ目は、「スケジュールに余裕を持たせること」。

ただでさえ退職前は、通常業務に加えて、お世話になった人への挨拶や自分の荷物整理もしなければならず、忙しくなりがち。想定外の業務が入ってくる可能性もあります。

しかし、例えば「退職日の3日前までには引き継ぎを終える!」と余裕を持ってスケジュールを組んでおけば、万が一想定外の業務が入っても、焦らず引き継ぎができるでしょう。

次の職場に入職してこそ円満退職

3つのポイントを踏まえて引き継ぎを終え、めでたく円満退職・・・でも、もしも次の職場が決まっていなかったら?

看護師の仕事をお休みする場合は別として、今の職場を辞めた後も看護師を続けたい方は、退職前に次の職場から内定を取っておきましょう。無職の期間ができると、面接で不利になる場合があります。

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もちろん、面接での受け答えのコツなど、内定を勝ち取るノウハウも余すことなく伝授します。
次の職場が決まった状態なら、引き継ぎもリラックスして行えるはずです。

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