妊娠35週目頃からおなかの張り、頭痛、下痢、微熱があります。このまま様子をみていても大丈夫？

妊娠後期（5～9ヶ月）の相談

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Q438：妊娠35週目頃からおなかの張り、頭痛、下痢、微熱があります。このまま様子をみていても大丈夫？

36週から内診後、必ず出血があり、数日すると元に戻ります。35週あたりから、おなかが張るようになり、特に歩行中と入浴後夜中はパンパンで、眠れないことが多いです。お腹の張りがきになっていたところ、昨夜かなりの腹痛を伴い、今朝、起きると、軽い頭痛、下痢、微熱（37度2分）がありました。このまま様子を見ていても大丈夫でしょうか。よろしくお願いします。 2008/6/20

診察を受けて下さい。なぜならば…
1）夜腹痛があった：分娩準備状態が進んでいると思われるから。
2）軽い頭痛がある：眠れないためかもしれないけれど、血圧が高くなっているかもしれないから。
3）下痢：下痢している時は子宮の周りの腸の動きが活発なのです。陣痛になるかもしれないし下痢の原因を調べる必要もあるから。
4）微熱：37.5℃ないし38℃を越えなければそんなに心配はないのですが、2）、3）と併せて考えると、感染性胃腸炎も考えなければならないから。

先生のプロフィール

元愛育病院院長、元東京大学医学部講師。妊婦が安心して、自分が納得のいくお産をするために、のべ4万人という妊・産婦をあたたかく見守ってきた。「妊婦のことを親身になって考えてくれる」と評判が高い。JR四ツ谷駅前の「主婦会館クリニックからだと心の診療室」（主婦会館プラザエフ4F）元院長でもあり、女性のからだと心を両面からサポートしていた。著書に『あなただから　だいじょうぶ』（赤ちゃんとママ社）、『改訂版　夫婦で読むセックスの本』（電子出版）など。

堀口貞夫先生（元愛育病院院長・産婦人科医師）

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