●日本で中絶の内服薬は認可されていない『「MTpill600mg」を飲んだ後、48時間後に「Misoprost400mg」を』とのことですが、中絶の内服薬は日本では、厚生労働省が認可していません。
低用量ピルでさえ、認可まで1960年代から1999年まで40年近くもかかったのです。
「内服しただけで妊娠を中絶できるなどとんでもない」と考える人がいるのです。
●主な副作用は吐き気、時に嘔吐上記の薬ですが伝えてもらっているのは商品名なので、内容がわかりません。しかし、このタイプのものはおそらく黄体ホルモンとプロスタグランヂンの合剤だと思います。出産するために起こるマイナスよりは副作用が少ないから使用されているのです。
一番頻度の高い副作用は吐き気、時に嘔吐でしょう。プロスタグランヂンは子宮の収縮作用がありますが、腸の動きも強くなるために下痢ぎみになることがあります。
●薬を飲む前に知っておきたいことどちらがよいか?日本でならば、手術です。手術が熟練しているし、それよりも中絶用の内服薬はありません。
一つ心配なこと:この方法は妊娠週数が進むと(大きくなると)、効果が悪くなるのではないかということです。病院ではそのような注意を受けませんでしたか?
服用するなら副作用とか、内服している時どんな注意が必要かも尋ねておくことをおすすめします。また、結婚する気がない、子どもは産めないのなら、ちゃんした避妊をした方が良かったですね。
それから性感染症にもご注意を。
先生のプロフィール
元愛育病院院長、元東京大学医学部講師。妊婦が安心して、自分が納得のいくお産をするために、のべ4万人という妊・産婦をあたたかく見守ってきた。「妊婦のことを親身になって考えてくれる」と評判が高い。JR四ツ谷駅前の「主婦会館クリニック からだと心の診療室」(主婦会館プラザエフ4F)元院長でもあり、女性のからだと心を両面からサポートしていた。著書に『あなただから だいじょうぶ』(赤ちゃんとママ社)、『改訂版 夫婦で読むセックスの本』(電子出版)など。