●風疹の再感染の可能性について
風疹については「再感染もあるかもしれない」という意見も最近ありますが、まだその程度です。
確実になり、再感染の頻度が高いということになれば、「風疹の予防接種は中止になる」はずです。
考えられることは、
1)5歳の時にかかったのが風疹ではなかった。
2)風疹の抗体を持っている人の周囲で、風疹のウィルスが増えるとそれに刺激されて、抗体価が上昇することがある。
これ以上のことは、抗体価が実際にいくつかわからないなどの点から助言できません。
●妊娠を予定している人は予防接種を!中学校女子の全員に対する風疹の予防接種を中止してから、抗体を持っている人の数が少なくなり、大きな流行とそれに伴う妊婦さんへの感染が増えることが心配されています。
今後妊娠の可能性のある女性は予防接種を受けることをおすすめします。
ただし、妊娠していないことが条件で、予防接種を受けてから2ヶ月は避妊することが大事です。
先生のプロフィール
元愛育病院院長、元東京大学医学部講師。妊婦が安心して、自分が納得のいくお産をするために、のべ4万人という妊・産婦をあたたかく見守ってきた。「妊婦のことを親身になって考えてくれる」と評判が高い。JR四ツ谷駅前の「主婦会館クリニック からだと心の診療室」(主婦会館プラザエフ4F)元院長でもあり、女性のからだと心を両面からサポートしていた。著書に『あなただから だいじょうぶ』(赤ちゃんとママ社)、『改訂版 夫婦で読むセックスの本』(電子出版)など。