9カ月離乳食

子育て期(生後5~9ヶ月)の相談

Q2171:9カ月離乳食

9カ月になる二女がいます。 料理があまり得意ではないため、 離乳食がいつも同じような感じのメニューになってしまいます。 おかゆと、タンパク質・野菜を煮たものなど 離乳食の本を見ると見た目もとってもおいしそうなものばかりで・・・ 簡単にできて、冷凍保存も可能なものなどありましたら教えてください 2017-01-31 13:19
金澤直子先生
9ヶ月の二女さんの離乳食のご相談とのこと。もし、ゆままんさんが、その子専用の食事を別に作っているのならば、量が少ない割には手間も時間もかかってしまってるのではないかしら。 もう9ヶ月だから、大人の食事から取り分けて食べることもできる月齢よね。離乳食だからこう食べさせなくちゃいけないという考えがもしあったら、そこからまず離れてみましょう。 離乳食の本やレシピをみると、ずいぶん立派なものばかりです。プレッシャーに感じてしまって当たり前。でも、あれは、写真にとるために作ったもの。だから見た目もとってもきれいだし、手間もかかっています。 でも、家庭料理は手をかけなくてもいい。大事なことは続けることです。食べることは生きることなんだもの。続けられるように手を抜きつつ、でも、大人と一緒に食卓を囲みながら、子どもに食べることの大切さを教えていきましょうよ。 毎日毎日、完璧じゃなくていいの。 「あ、今日は少し栄養足りなかったらかな?」と思ったら明日の食事で補充しようくらいの気持ちでね。 とはいえ、子どもの成長に必要な栄養をと思うと、できるだけ多くの材料を使う必要があるわよね。でも、それは大人用に作ったものから取り分ければ、まかなえるものもたくさんあります。 必要な栄養素って何?と思ったら、 「まごはやさしい」 って覚えておいて。この5つをなるべく毎日の食事に取り入れるようにするといいわよ。 ま→豆(豆類。豆腐、たんぱく質一般) ご→ごま は(わ)→わかめ(わかめや昆布、海苔などの海藻類) や→野菜 し→しいたけ(きのこ類) い→いも(芋類) 例えば ・豆腐と揚げのお味噌汁に、わかめや根菜類(大根やジャガイモ)を入れて、子どもにも食べられる柔らかさにする。 ・ほうれん草のおひたしを刻んで、すりごまをかける ・大人に焼いた魚をほぐす 1回1回子どものためだけに少しの量を作ってたらめんどくさいものね。こんなふうに2度手間にしないようにちょっとずつ工夫すればいい。どうか、気楽にね。

先生のプロフィール

妊婦・親子水泳教師の草分け的存在として80歳過ぎまで現役で活躍後、プールの中での指導は卒業。現在は妊婦卒業生の強い味方として、指導に当たっている(東京アスレティッククラブ中野/月1回カンガルークラブ、年に2回親子コンサートの主催)。栄養士の資格と経験を生かし、スイミング教室の後は、お手製のおかず持参でお食事会を毎回ひらき、妊婦の悩みに答える、人呼んでヤンババ。その由来については、著書『ヤンババの出産・子育て知恵袋』(築地書館)をご覧あれ。著書に、堀口貞夫・金澤直子共著『ゆっくりきっぱりお母さんになる』(赤ちゃんとママ社)。
  • キーワードを入れて、その他の相談を検索!

関連の質問

関連の動画

からだと心の相談室お役立ち情報

powerd by babycome