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睡眠時の体勢(うつぶせ寝)について。

子育て期(生後5~9ヶ月)の相談

Q4442:睡眠時の体勢(うつぶせ寝)について。

まもなく6ヶ月になる息子がいます 最近ようやく寝返りをうつようになりました。 しかし、寝返りを打ち始めてから、うつぶせ寝をするようになりました。 寝ている時に体勢を戻しているのですが、 またいつのまにかうつぶせ寝に戻ってます… そして本人が居心地いいのか、仰向けに戻すとギャン泣き… うつぶせ寝は問題ないのでしょうか… 2019-10-08 02:34
山本智美先生
うつぶせ寝はSIDS(乳幼児突然死症候群)の発生率が高いため、問題ないとはいえません。 SIDS(*)は生後6ヶ月までが起こりやすい時期なので、お子さんの場合は十分な注意が必要です。うつぶせ寝で寝入った場合には、これまで通り仰向け寝にする方が安心だと思いますし、長時間一人で寝かせないようにした方がよいでしょう。 厚生労働省のサイト(https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000181942_00001.html)では、SIDS発症リスクを低くするために、以下3つのポイントを挙げています。 ・1歳になるまでは、寝かせる時はあおむけに寝かせましょう ・できるだけ母乳で育てましょう ・たばこをやめましょう ただし、赤ちゃんがあおむけからうつぶせと、うつぶせからあおむけのどちら側からでも自分で寝返りができるようになったら、あおむけ寝の姿勢に戻す必要はないとされています。その場合もSIDS のリスクを減らすために、眠り始めるときにあおむけ寝の姿勢にしてあげることと、寝返りをした時に備えて赤ちゃんの周囲に柔らかな寝具を置かないようにすることに注意しましょう。 *SIDSは、元気だった赤ちゃんがなんの前ぶれもなく、突然呼吸が止まり、死亡してしまう病気で、窒息などの事故とは異なります。詳細な原因はまだわかっていませんが、起こしやすい危険因子として、うつぶせ寝、周囲の大人の喫煙、着せすぎなどが挙げられます。

先生のプロフィール

聖母病院(東京都新宿区)勤務。いつも妊婦さんの気持ちを大切に、優しく、ときには厳しくコミュニケーションしている。「相手の立場に立った、わかりやすい相談」がモットー。妊娠・出産・育児に不安を感じる妊婦さんたちを、安心に導くかたわら、近年は妊娠からの食育の提案する活動(妊娠食育研究会)、メンタルヘルスの支援、高校生の性教育にも積極的に取り組んでいる。
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