イライラしてしまいます
子育て期(生後1歳7ヶ月~2歳)の相談
Q2826:イライラしてしまいます
生後11ヶ月の娘がいます。
最近力が強くなってきて、自我もでてきて、
柵を突破してきたり、加湿器倒すのが楽しいみたいで、こちらは怪我しないか、ヒヤヒヤしているけど、ご飯や家の事もやらなきゃだし、でも目を離すと、ガチャガチャとイタズラして、しまいには大泣き。
かまってたら、やらなきゃいけない事が進まないし、ほっといたら、過呼吸みたいになるし、世の中の母すごいなと、思い、自分には向かないんだろうかと、落ち込みます。
また、今日はイライラが続いてしまい、話しかけたり笑顔作ったりができず、無表情無言でした。なんか、もっと上手くやりたいのに、できなくて、情けなくて、みなさんどんなふうに乗り越えているんだろう。
と思い投稿しました。
うちには、猫がいるので、今後、猫トイレと餌、どっか安全な場所確保しないと、最近柵の隙間から手突っ込んでひっくり返されてばかりです。
なにか知恵があればお教えください。 2017-09-10 14:20

赤ちゃんを育てているお母さんが一番ホッとするのは、子どもがぐっすり寝ているとき。毎日思うようにいかないことばかりだと思います。
そして、つい「思うようにいかない自分」に心がとらわれてしまうとその気持ちは募るばかり。悪循環なことに、さらにイライラしてしまうのよね…。
ベビースイミングに通うママやマタニティスイミングの卒業生たちから、今回のような悩みや相談をたくさん受けてきました。そんなとき、いつも私は「自分のこと、自分の思うようになる?」と聞いてみます。すると、みんなふと我に返ったようにハッとした顔をするの。
人生、誰しも自分のことすら思うようにならないことばかりのはず。ましてや、自分とは違う人間、それも言葉も伝わらない小さな子どもの子育てならば、余計に思うようにいくわけないのよね。
周囲のママたちはうまくやっているように感じるかもしれない、でも決してそんなことはありません。
もっとうまくやりたい、でもできない、情けない…そんなふうに自分を追い詰めないでください。母親になったからって、急になんでもこなせるなんてことはありません。
20歳という若さゆえ「頑張れる!」と思ってしまうのかもしれませんが、まずはこの発想の転換をしてみましょう。
たとえば、やらなくてはならない家事が進まないときは、イラズラや泣きに付き合うのではなく、子どもをおんぶしてしまって自分がやることをどんどん進めることに集中すれば、イライラに気持ちが傾くことも少なくなるはず。
すでに、先輩ママのみなさんからたくさんのアドバイスが届いていますね。猫のお世話も子育ても完璧にというわけにはなかなかいきません。サークルの活用も提案されているママもいましたが、いいアイデアだと思います。どこかで何か少しずつ折り合いをつけていきましょう。ぜひ試してみてください。
ちなみに我が家で子どものためにサークルを使用していた頃のエピソードです。
夫の仕事仲間が来訪、我が家で食事を楽しんだ後、麻雀を囲むという流れになったことがありました。その時、上の息子はまだ1歳。ハイハイをしたりつかまり立ちをしたりしながらのイタズラ盛り。何をしても子どもに邪魔されてしまうので、夫たちは雀卓ごと自分たちがサークルの中に入ってしまいました。
私は思わず笑ってしまったのだけれど、これも発想の転換のひとつよね。
子どもに触られたくないものがあるとするならば、まずはどのようにしてそれを遠ざけるか考えてみましょう。サークルの中に子どもを入れるのもよし、おんぶするのもよし、子どもの手の届くところには何も置かないスペースを作るのもよし。
子育てに最初から正解はありません。焦らずに自分たちの家庭に合わせた方法を見つけていってくださいね。
先生のプロフィール
妊婦・親子水泳教師の草分け的存在として80歳過ぎまで現役で活躍後、プールの中での指導は卒業。現在は妊婦卒業生の強い味方として、指導に当たっている(東京アスレティッククラブ中野/月1回カンガルークラブ、年に2回親子コンサートの主催)。栄養士の資格と経験を生かし、スイミング教室の後は、お手製のおかず持参でお食事会を毎回ひらき、妊婦の悩みに答える、人呼んでヤンババ。その由来については、著書『ヤンババの出産・子育て知恵袋』(築地書館)をご覧あれ。著書に、堀口貞夫・金澤直子共著『ゆっくりきっぱりお母さんになる』(赤ちゃんとママ社)。-
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