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“泣かせない”ということは良いこと?

子育て期(生後5~9ヶ月)の相談

Q241:“泣かせない”ということは良いこと?

我が家は私の両親と同居しており、母と二人で育児をしています。月齢5ヶ月の女の子ですが、母の育児方針で「出来るだけ泣かせないように」と生まれた当初から少しでもグズるとすぐに飛んでいき、あやしています。「泣かせない」ということは良いことなのでしょうか?泣くことを妨げることによってなにか問題があるということはありませんか? 2004/7/2
金澤直子先生
●子どもにとって「泣く」ことは自己主張のひとつ
まだ話すことができない子どもにとって「泣く」という行動は、自己主張のひとつです。もし、あなたが自分の主張を途中で遮られたらどう感じますか?不快ではありませんか?「泣かせない」ということはある意味、口封じと同じであると思いますよ。子どもの要求を無視しているようなものです。

●どうして泣いているのか、我が子をよく見て
「泣く」には色々なパターンがあります。眠い、おなかが空いた、不快(具合が悪い、おむつが濡れているなど)の3つに関しては、すぐに対応して欲しいわね。あやして泣き止ますのではなく、泣いている原因をつきとめ、すばやく対応してあげてください。

その他のことで泣いているのであれば、泣かせておいても構わないと思いますよ。もしくは、親であるあなたが、子どもに大人の状況をお伝えなさい。ただ、あやすのではなく、大人の口調で“今どういう状況なのか”子どもに説明してあげましょう。きちんと説明すれば、子どもは親が言っていることを理解するはずです。

先生のプロフィール

妊婦・親子水泳教師の草分け的存在として80歳過ぎまで現役で活躍後、プールの中での指導は卒業。現在は妊婦卒業生の強い味方として、指導に当たっている(東京アスレティッククラブ中野/月1回カンガルークラブ、年に2回親子コンサートの主催)。栄養士の資格と経験を生かし、スイミング教室の後は、お手製のおかず持参でお食事会を毎回ひらき、妊婦の悩みに答える、人呼んでヤンババ。その由来については、著書『ヤンババの出産・子育て知恵袋』(築地書館)をご覧あれ。著書に、堀口貞夫・金澤直子共著『ゆっくりきっぱりお母さんになる』(赤ちゃんとママ社)。
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