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子育て期(生後1歳7ヶ月~2歳)
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眠いのになかなか寝ない2歳の子

子育て期(生後1歳7ヶ月~2歳)の相談

Q1675:眠いのになかなか寝ない2歳の子

今2歳4ヶ月の子ですが、9時までには寝る準備を終え布団に入るのですが、そこからなかなか寝ません。 ゴロゴロしたり、立ち上がったり、指で布団をガリガリしたり、足をバタバタさせたり、独り言を言ったり、ちょっかいをかけてきたり…。 とにかく落ち着きがなく、一向に寝ません。 そこから30分〜1時間ほど寝られず、あくびも何度もするようになるのですが、寝ません。 保育園に通っていて、お昼寝は2時間はしているようです。 無理に寝かせなくても眠くなれば子供は勝手に寝る、ほっとこうと思っても、やっぱり上記のようなことをされるとイライラしてしまい、ついつい叱ったり「寝ない子はあっちの部屋に行きなさい」と違う部屋にやったりしてしまいます。 下の子の寝かしつけもしないといけないので、余計にイライラしてしまいます。 考えられることとしては、保育園のお昼寝の時間や体力がついてきたのかもしれないこと、1ヶ月ほど前に完全に断乳をしたこと(まだ少し欲しそうですが私が嫌悪感を感じてイライラしてしまうので続けることが難しかった。下の子にやっているのは目に入っている)、 【続きます】 2016-09-07 23:02
金澤直子先生
とても大変な状況ですね。お母さんの大変さがよくわかります。そして、お子さんも同じくらいつらいんじゃないかしら。大人でも、「眠くないのに寝なくてはいけない」って、難しい状況だものね。 体力がついてきた子どもにとって、保育園の午睡によってなかなか寝付けないことは多くあるようです。保育園での遊びかたやお昼寝の仕方については、家での様子を伝えた上で、保育園の先生に相談することで解決できることもあるかもしれません。 それでもなかなか状況が変わらないようならば、ここは難しいかもしれないけれど「無理やり寝かしつける」というのを止めてみましょう。お母さんのイライラすればするほど、お子さんも余計にお母さんに甘えたいという気持ちが強くなりがち。お母さんのイライラが子どもにストレートに伝わってしまうと子どもの気持ちは余計に不安定になったりします。 「眠くなったら寝るでしょう」ぐらいの気持ちでいいんです。子どもに安心感を与えるために、寝る時間になったらお母さんはとにかく歌って「お母さんの歌声」を聞かせるのも手。子どもはね、お母さんの声が好きだものね。私も生徒さんから同じような相談を受けることがありますが、そんなときは「小鳥の歌」を勧めています。この歌はとても便利で、 小鳥はとっても 歌がすき 母さん呼ぶのも 歌でよぶ ピピピピピ チチチチチ ピチクリピイ  (「小鳥の歌」与田準一作詞より) の「母さん」のところを家族、友達、先生、身近な人みんなの名前に置き換えられるところ。子どもはこの箇所が変わるだけでニコッとします。歌えば、お母さんのイライラもおさまってくるから不思議。子どもの気持ちが落ち着けばあくびとともに寝てくれるものです。 もちろん、早めに寝ることが体力の回復や成長につながるのは、お母さんがおっしゃってるとおり。なかなか寝ないならば、その分、早い時間に起こしてあげてください。朝日とともに早くからカーテンを開けてしまう。早く起きれば、その分、必ず早く眠くなります。生活のリズムを朝方にシフトして整えることで、解決することも多いはずです。 子どもが寝てから家事や自分の時間を作ろうとすると、寝かせてからの時間がとても貴重で「とにかく早く寝てほしい」と思ってしまうけれど、たとえば、子どもと一緒に寝てしまってはどうかそら。その分、子どもより早く起きて自分の時間を作るというのも手です。 その方法が難しければ、お母さんはとにかく「寝たふり」をする。お母さんが寝てしまったとあきらめれば、子どもはあきらめて寝てしまうもの。この方法は、夜泣き対策として、NHKのすくすく子育てでも紹介されていました。じつはこの方法、私も50年以上も前に実践していたの。効果抜群です。 https://bh.pid.nhk.or.jp/pidh07/ProgramIntro/Show.do?pkey=001-20160820-31-00038 まずはお母さんががんばりすぎないで笑顔でいること。いくつかの方法を紹介しましたが、無理せずに自分たちにあった解決方法を見つけてくださいね。

先生のプロフィール

妊婦・親子水泳教師の草分け的存在として80歳過ぎまで現役で活躍後、プールの中での指導は卒業。現在は妊婦卒業生の強い味方として、指導に当たっている(東京アスレティッククラブ中野/月1回カンガルークラブ、年に2回親子コンサートの主催)。栄養士の資格と経験を生かし、スイミング教室の後は、お手製のおかず持参でお食事会を毎回ひらき、妊婦の悩みに答える、人呼んでヤンババ。その由来については、著書『ヤンババの出産・子育て知恵袋』(築地書館)をご覧あれ。著書に、堀口貞夫・金澤直子共著『ゆっくりきっぱりお母さんになる』(赤ちゃんとママ社)。
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