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> 妊娠中のじんましん。産婦人科処方の塗り薬が効かなくて…
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2015-11-27T00:00:00+0900 2015.11.27

Q.妊娠中のじんましん。産婦人科処方の塗り薬が効かなくて…

妊娠24週です。もともと疲れたりするとじんましんが出るタイプなのですが、またじんましんが出てしまいました。健診でお世話になっている産婦人科の先生に塗り薬を出してもらったのですが、効きません。妊娠前は、なかなかなおらないじんましんが出ると、皮膚科で飲み薬やステロイド入りの塗り薬などを処方してもらって治していました。同じように皮膚科に行ったほうがいいのかなとも思うのですが、これらの薬がおなかのなかの赤ちゃんによくないのかなと思うと、どうすればいいのか悩んでしまいます。
(28歳女性 妊娠24週)

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妊娠すると皮膚の変化が起こりやすくなります。例えば妊娠性痒疹、日焼けしやすいなどです。ですから、妊娠による内分泌環境の変化と今回の発疹との関係をよく見なければなりません。「もともと疲れたりすると蕁麻疹が出るタイプ」とのことですが、皮膚科専門医はこれまでの皮膚病変をどう診断していたのでしょうか。そこがよくわからないのであれば、まずは、現在の発疹が「何かを」皮膚科専門医に診てもらう必要がありますね。



皮膚の問題は、局所の所見をよく見ることが大事です。皮膚科単科で開業しているところ、総合病院の皮膚科で診断してもらいましょう。それに対してクスリを使う場合胎児への影響を心配されるようなら、妊娠と薬の相談室など(例えば虎の門病院「妊娠と薬情報センタ」ーや国立成育医療研究センター)で確認してください。なお、皮膚から吸収されたり、内服の薬が妊娠24週以後の胎児の形態異常を起こす心配はありません。

2015-11-27T00:00:00+0900
  • ▼ 堀口 貞夫先生のプロフィール

    • 元愛育病院院長、元東京大学医学部講師。妊婦が安心して、自分が納得のいくお産をするために、のべ4万人という妊・産婦をあたたかく見守ってきた。「妊婦のことを親身になって考えてくれる」と評判が高い。JR四ツ谷駅前の「主婦会館クリニック からだと心の診療室」(主婦会館プラザエフ4F)元院長でもあり、女性のからだと心を両面からサポートしていた。著書に『あなただから だいじょうぶ』(赤ちゃんとママ社)、『改訂版 夫婦で読むセックスの本』(電子出版)など。

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