乳児の嘔吐・下痢症でもっとも気をつけなくてはならないのが「脱水症」です。特に嘔吐が激しい場合には、水分を口からとることが難しい場合も少なくありません。応急的には水分を少量づつ頻回に飲ませ、とにかく身体から失われた水分を補ってあげることが大切なのですが、実際には少量の水分も受け付けない場合も少なくありません。その様な場合には、早目に小児科を受診して、点滴による補液療法をうける必要があります。また、下痢に際して激しい腹痛が伴う場合にはウイルス性ではなく、細菌性腸炎の可能性もありますので、その様な場合にも早目に小児科を受診しましょう。水分補給に際しては水だけではなく塩分の補給も重要ですので、乳幼児用のイオン飲料も飲ませるようにします。水分がとれるようであれば、最初の2~3日間は多少食事がとれなくても乗り切れますので、無理にとらせなくても大丈夫です。小児用イオン飲料、ミルク、お茶、お水などで、水分を十分にとるようにしましょう。食事を与える場合は、固形食でなくゼリーやおかゆなど、口当たりが柔らかく、味の薄い、刺激のできるだけ少ないものにしてみてください。
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