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子育て期(生後3歳~)
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2014-04-01T00:00:00+0900 2014.04.01

Q.みずぼうそうと突発性発疹

みずぼうそうのときに風にあてると跡になる、と聞きました。本当ですか? また、みずぼうそうの跡が残らないないようにするには、どんなことに気をつければいいですか?

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「風に当てると」というのはある種の民間伝承でしょうね。特にそのようなことはありません。また、「跡に残らないように」というのは、ちょっと難しいのです。かさぶたになったということは、その部分の皮膚はすでに障害を受けているということですから…。
かさぶたを作らないためには水疱を少なくしなければなりません。そのため、最近では水痘に対して「ゾビラックス」という抗ウイルス剤を経口で飲ませる治療が行なわれています。この薬は副作用もありますが、有熱期間を短くし、水疱の数も少なくします。ただし、水痘のごく初期(発疹も少なく、熱が出始めたぐらいの時期)から飲む必要がありますので、小児科の先生とよく相談してください。

2014-04-01T00:00:00+0900
  • ▼ 加部 一彦先生のプロフィール

    • 埼玉医大総合医療センター新生児科教授、小児科医。新生児集中治療室(NICU)で、主に早産のために小さく生まれたり、生まれてすぐに何らかの病気をかかえ、入院となった赤ちゃんのお世話を生業としている他、医療安全や病院建築など幅広い領域に関心を持って活動中。すでに社会人となった3人の息子達とはSNSで情報交換したり、時には飲みに行ったりと、「オトナの付き合い」ができる様になった事を喜んでいる。著書に『新生児医療は、いま』(岩波書店)、『障害を持つ子を産むということ』(中央法規出版)など。

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