
Q.震災後、子どもが音に過敏になってしまった
1歳の子どものことで相談です。東日本大震災後、頻繁にテレビで流れた緊急地震速報音をきっかけに大きな音を怖がるようになってしまいました。特にインターフォンのチャイム、固定電話の音が鳴ると大泣きして私のところにやってきます。
はじめて緊急地震速報の音を聞いた時、私がパニックになってしまいそれが子どもに影響を与えてしまったのだと思います。大きな音に過敏になってしまった子どもに、今後どう対応してあげたらいいのでしょうか?
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まだ1歳ですから、ママが驚いた姿を見て子どもがそう反応してしまっているのだと思います。日常生活の中で息を飲む様な事が起きると、精神的に正常な感覚が失われます。まず親が正しい深呼吸をしましょう。
大泣きしてしまったら、「大丈夫よ」としっかりと抱きしめて、呼吸を整えてあげること。泣くと呼吸が浅くなります。「息を吸ってから吐く」ではなく、「息をゆっくり吐いてから吸う」をしましょう。その際、顔の20cm手前くらいに手のひらを置いてすると、息を吐いていることがわかりやすいです。子どもにはママがまず手本を見せてくださいね。
その年齢であれば音に過敏になっているのは、時間が解決してくれるから大丈夫です。お家の中では、子どもが楽しくなるような童謡などの音楽をかけたり、ママが歌い音のある生活を慣れさせましょう。1歳を過ぎれば言葉にならなくても、一緒に歌うようになります。これこそリラックスへの近道です。
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▼ 金澤 直子先生のプロフィール
妊婦・親子水泳教師の草分け的存在として80歳過ぎまで現役で活躍後、プールの中での指導は卒業。現在は妊婦卒業生の強い味方として、指導に当たっている(東京アスレティッククラブ中野/月1回カンガルークラブ、年に2回親子コンサートの主催)。栄養士の資格と経験を生かし、スイミング教室の後は、お手製のおかず持参でお食事会を毎回ひらき、妊婦の悩みに答える、人呼んでヤンババ。その由来については、著書『ヤンババの出産・子育て知恵袋』(築地書館)をご覧あれ。著書に、堀口貞夫・金澤直子共著『ゆっくりきっぱりお母さんになる』(赤ちゃんとママ社)。
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