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子育て期(生後3歳~)
> 3歳児。飲むのは野菜ジュースがほとんど。からだへの影響は?
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2008-08-29T00:00:00+0900 2008.08.29

Q.3歳児。飲むのは野菜ジュースがほとんど。からだへの影響は?

お茶をまったく飲みません。飲むのはポカリスエットや野菜ジュースがほとんどです。牛乳も気分次第で飲むときと飲まないときがあります。あとは、母乳です。野菜ジュースは、砂糖、塩分、添加物がまったく入っていないものにはしていますが、虫歯になったり、からだにも影響があると言われ、心配です。ジュースが飲みたいと泣き叫んでも、放っておいて我慢させるべきでしょうか。

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子どもは、からだの構造の違いから、大人よりも多く水分を摂る必要があります。この「水分」という必需品は嗜好品とはわけが違います。そう考えると“水分を与える”ことは、命に関わることなのですね。

【虫歯の心配について】
「甘いものを与えると虫歯になる」とは昔から言われていること。ですが、原因はそれだけではなく、大人が食べ物を噛み砕いて与えたり、子どもと同じスプーンを使ったりすることも、虫歯菌の増殖に一役買っているのです。感染はつねに起こるわけではなく、子育て期(生後1歳7ヶ月~2歳)7ヶ月の1年間でちょうど奥歯が生え揃う時期に起こりやすいことがわかっています。これらは小児歯科医から学んだことです。小児歯科では一般の歯科と同じく、今症状がなくても健康診断に応じてくれます。歯磨きについてや、食物の摂り方などを教わりましょう。

【ジュースが飲みたいと泣き叫んでも、放っておいて我慢させるべきかどうか…】

親として疑問が生じたらまず行動を起こすことは大切です。
親が学習すれば、命に関わる水分と、嗜好品としての飲み物の与え方がわかってくると思います。そこにおのずと、お母さんとしての答えも見えてくると思います。

2008-08-29T00:00:00+0900
  • ▼ 金澤 直子先生のプロフィール

    • 妊婦・親子水泳教師の草分け的存在として80歳過ぎまで現役で活躍後、プールの中での指導は卒業。現在は妊婦卒業生の強い味方として、指導に当たっている(東京アスレティッククラブ中野/月1回カンガルークラブ、年に2回親子コンサートの主催)。栄養士の資格と経験を生かし、スイミング教室の後は、お手製のおかず持参でお食事会を毎回ひらき、妊婦の悩みに答える、人呼んでヤンババ。その由来については、著書『ヤンババの出産・子育て知恵袋』(築地書館)をご覧あれ。著書に、堀口貞夫・金澤直子共著『ゆっくりきっぱりお母さんになる』(赤ちゃんとママ社)。

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