授乳中はお乳がはったりしこりができたりするので触診ではわかりにくいし、マンモグラフィーでは2枚の板の間に乳房を挟まなければならないので、難しいのです。またうっ血、乳汁の貯留のために映像も読みにくいという問題があります。
見落としやすいのです。超音波の方が、まだ診断しやすいのですが、うっ血や乳汁貯留の影響があり、診断確率は低くなります。
レントゲンを浴びることで乳汁に悪い影響を与えることはありません。
妊娠していないときでも、乳房の張る月経前を避けて検査をするくらいですから、いちばん張りの強くなる授乳中の検査はは避けたいですね。しかし検査をしないために、大きくなった乳がんを診断できないのでは元も子もありません。心配でしたらば、診察を受けながら相談して下さい。
妊娠する前に、年1回の定期的検診を受けておくべきでしょう。そして月1回の自己検診も大事です。
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▼ 堀口 貞夫先生のプロフィール
元愛育病院院長、元東京大学医学部講師。妊婦が安心して、自分が納得のいくお産をするために、のべ4万人という妊・産婦をあたたかく見守ってきた。「妊婦のことを親身になって考えてくれる」と評判が高い。JR四ツ谷駅前の「主婦会館クリニック からだと心の診療室」(主婦会館プラザエフ4F)元院長でもあり、女性のからだと心を両面からサポートしていた。著書に『あなただから だいじょうぶ』(赤ちゃんとママ社)、『改訂版 夫婦で読むセックスの本』(電子出版)など。
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